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食品ロスを無くす為に出来ること [エコ]

日本では全国の家庭から出される食品廃棄物の量が年間885万トン(平成24年度農林水産省統計調査)と言われており、このうち食べ残し、過剰除去、直接廃棄される量は312万トンと言われています。各家庭から排出される食品廃棄物885万トンの内訳を見てみると、再生利用されるもの、つまり肥料化されるものが55万トンに過ぎず、それ以外の829万トンは焼却、埋め立て処理されています。まとめると、家庭から排出される食品廃棄物のうち、食品ロス(食品の過剰生産による大量廃棄、要するに食べないでそのまま捨てたもの)が全体の35%以上を占めているわけです。そして廃棄された後、処分方法は再生されるものが僅か5%程度しかなく、94%が焼却、埋め立て処理されている現状なのです。これにどれだけの税金が費やされているか、もっと言えば、焼却することによりCO2の排出問題、ダイオキシンなどの有害物質が発生しているという深刻な現状を考えれば、食べる分だけ食品を作り、必要以上は買わないという消費者としてのモラルが関係していることが分かります。世界には1日に満足のいく食事を得られない人々が沢山います。恵まれた日本に生活している私たちは、そういう貧しい国々で生きている人々のことを思いに留める必要があります。毎日の食事に感謝しつつ、食べ物を粗末に扱わないこと、まして食品をそのまま捨てるようなことを避けたいと思います。それには自分たちが食べる分を買うこと、生ゴミとして焼却処分するのではなく、再利用して堆肥化する、リサイクル活動に積極的に参加することなど出来るのではないでしょうか。もう一度、自分たちのライフスタイルを見直してみるのはいかがでしょうか。

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タグ:食品ロス
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